口腔体操と認知症予防の関連性について

 

どうも、リハビリ特化型デイサービスリメイク代表の塩野です。

今回は口腔体操について、学んだことをまとめさせていただきます。

 

口腔体操とは、口の周りの筋肉を鍛え、唾液の分泌を促進するための一連の運動です。具体例としては、大げさに笑う動作や、舌を左右に動かしたり、口の中で舌を回すような動作が含まれます。これらの動作は、口腔内の衛生状態を改善し、食事の嚥下機能を支援する効果があります。日常生活で簡単に取り入れることができ、高齢者の認知症予防にも役立つとされています。

 

 

口腔体操は認知症予防に効果があるとされています。これらの体操は、口腔や顔の筋肉を刺激し、脳の活動を促進することで、認知機能の衰えを遅らせる可能性があります。この関連性についての詳細は、専門的な医学雑誌や研究論文で提供されています。研究結果によると、定期的な口腔体操が認知症のリスクを低減させる効果があることが示唆されています。

 

口腔機能向上加算とは、通所介護事業所や通所リハビリテーション事業所において、口腔機能の低下している者やそのおそれのある者を対象に、要介護状態への重度化防止や要支援状態からの改善を目指したサービスを提供した場合に算定できる加算です。

 

口腔機能向上加算は、算定要件で定められた人員配置や計画の作成・評価の実施等を含めた口腔サービスを提供した場合に算定できる加算です。加算される単位数は以下の通りです。

口腔機能向上加算 算定要件

（１）人員配置 言語聴覚士、歯科衛生士、看護職員いずれかを１名以上配置する。（非常勤・兼務可）

（２）計画の作成 利用者の口腔機能を把握し、言語聴覚士や歯科衛生士等が共同して口腔機能改善管理指導計画を作成する。

（３）サービス提供と記録 利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画に従い口腔機能向上サービスを行い、定期的に記録する。

（４）定期的な評価の実施 口腔機能改善管理指導計画の進捗の定期的な評価を行う。

参考資料：https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-1f.pdf