どうもリハビリ特化型デイサービスリメイク代表の塩野です。今回は免許更新で最近改正された道路交通法がありましたのでいくつか紹介させていただきます。
2023年に改正された道路交通法に関して、特定の新しい規定が設けられました。これらは主に新しい交通技術の安全性を確保し、適切な法的枠組みを提供するためのものです。以下に具体的な内容と例を交えて説明します。
1. 特定小型原動機付自転車(電動キックボード等)の規定整備
この規定は、電動キックボードや同様の車両に関するもので、原動機の定格出力が0.6kW以下かつ最高速度20km/h以下のものを「特定小型原動機付自転車」と分類しています。これにはヘルメットの着用が努力義務化され、原則として車道を通行する必要があります。しかし、最高速度が6km/h以下に制限された車両は「特例特定小型原動機付自転車」として、特定の条件下で歩道を利用することが認められています。
特定小型原動機付自転車の運転に運転免許は要しないこととされました(16歳未満は運転禁止)。
-具体例: 都市部で利用が増えている電動キックボードがこのカテゴリに該当し、安全な利用を確保するための規則が設けられました。
2. 特定自動運行に係る許可制度の整備
自動運行車に対して許可制度が導入され、自動運転車が整備不良などの異常時にも安全に停止できる機能を備える必要があります。自動運行を行うためには、事前に運行計画を管轄の公安委員会に提出し、承認を受ける必要があります。
- 具体例: 自動運転タクシーの試験運行がこの制度に基づき許可を受けて行われるケースが増えています。
○レベル4に相当する、運転者がいない状態での自動運転(特定自動運転)を行おうとする者は、都道府県公安委員会の許可を受けなければならないこととされました。
○特定自動運行の許可を受けた者(特定自動運行実施者)は、遠隔監視のための体制を整えなければならないなど、許可を受けた者の遵守事項や交通事故があった場合の措置等について定められました。
3. 遠隔操作型小型車の交通方法等に関する規定の整備
遠隔操作型小型車、例えば自動配送ロボットに関する規定が整備され、これらは歩行者として扱われます。遠隔操作型小型車を利用する場合、管轄公安委員会への届出が必要で、届出番号を車両に表示する必要があります。
- 具体例: ショッピングモールや大学キャンパス内での食品配送に用いられる自動配送ロボットがこの規定の対象となります。
○遠隔操作により通行する車であって、車体の大きさおよび構造等が一定の基準に該当するものが「遠隔操作型小型車」とされ、右側通行、歩道・路側帯の通行、横断歩道の通行、歩行者優先等の交通ルールが定められました。
○遠隔操作型小型車の使用者に対する、都道府県公安委員会への通行の届出と届け出番号等の表示義務等の規定が整備されました。
これらの改正は、新しい技術や運用形態に対して安全かつ効果的な規制フレームワークを設けることを目的としています。これにより、技術進化に伴う潜在的なリスクを管理し、公共の安全を保ちつつ、イノベーションを促進する環境が整備されています。
2023年4月1日から施行された道路交通法の改正により、自転車運転者に対してヘルメットの着用が努力義務化されました。この改正では、自転車を運転する際には自身がヘルメットを着用すること、さらに他人を自転車に同乗させる場合にもその人にヘルメットを着用させるよう努めることが求められています。
○自転車の運転者は、乗車用のヘルメットをかぶるよう努めなければならない。
○自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
○児童または幼児を保護する責任のある者は、児童または幼児が自転車を運転するときは、当該児童または幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
また、同法改正では高齢運転者に対する新たな規制も導入されています。具体的には、75歳以上の運転者が運転免許を更新する際、過去3年間に一定の交通違反行為があった場合、運転技能検査に合格しなければ免許の更新が認められないという内容です。また、更新満了日の6ヶ月前からは、高齢者講習や認知機能検査などを受ける必要がありますが、これらの検査を公安委員会認定の教育や検査で既に受けている場合は免除されます。
具体的な年齢別要件は以下の通りです:
- 70〜74歳:座学、運転適性検査と実車指導(1回)
- 75歳以上(違反なし):認知機能検査、座学、運転適性検査、実車指導1時間
- 75歳以上(違反あり):運転技能検査、認知機能検査、座学、運転適性検査(1時間)
一定の違反行為としては、速度超過、信号無視、安全運転義務違反など11種類が挙げられています。運転技能検査では、指示速度走行、一時停止、信号通過、右左折、段差乗り上げなどが評価の対象となります。
これらの措置は、自転車及び高齢運転者の交通安全を向上させるために設けられたものであり、交通事故の予防及び高齢者の運転技能の維持を目的としています。
高齢運転者による交通事故を踏まえて、高齢運転者対策の充実・強化が図られました。
①運転技能検査(実車試験)制度の導入
○75歳以上で「一定の違反歴」のある者は、運転免許証更新時に運転技能検査等を受検することとなりました。
○公安委員会の運転技能検査以外に、公安委員会の認定を受けた者の行う運転技能検査と同等の効果がある運転免許取得者等検査があり、どちらを受検しても同じ効果があります。
○検査の結果が一定の基準に達しない者(不合格者)には、運転免許証の更新をしないこととなりました。
○この検査は、普通自動車対応免許の保有者のみが対象で、大特・二輪・原付・小特のみの保有者は対象外です。したがって、不合格になっても、希望により原付免許や小型特殊免許を継続することができます。
○受検期間は、更新期間満了日前6月以内で、繰り返し受検することができます。
○一定の違反歴とは、運転免許証の有効期間が満了する日の直前の誕生日の160日前の日前3年間において、以下の「基準違反行為」をしたことをいいます。ただし、この期間内であっても、運転技能検査等に合格している場合は、それ以前の違反行為は除かれます。
※運転技能検査(実車試験)の合格者は認知機能検査を受け、「認知症のおそれなし」と判定された場合は高齢者講習に進み、「認知症のおそれあり」と判定された場合は医師の診断を受けることとなります。
※運転技能検査(実車試験)の対象は普通免許で、不合格になっても原付免許や小型特殊免許は継続することができます。
②安全運転サポート車等限定条件付免許の導入
申請による運転できる自動車等の種類を限定する条件等の免許への付与または変更に関する規定が整備され、安全運転サポート車等限定条件付免許が導入されました。
○限定免許の対象となるのは普通自動車で、次のいずれかに該当するものに限定されます。
○この条件に違反して運転する行為は、免許条件違反(基礎点数2点)となります。
○申請による免許への条件付与等は、次のいずれにも該当しない場合に行います。
・運転することができる自動車等の種類その他自動車等を運転することについての条件が実質的に変更されることとならないとき。
※これは、条件付与を申請をした者が上位免許(大型免許等)を保有している場合、普通免許に条件を付与しても、上位免許によって条件外の自動車等を運転することが可能であることから、このような条件の付与は行わないこととされました。
・審査の結果、条件の変更が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図る上で適当でないと認められるとき。
6. 自動車の積載物の長さ幅及び積載方法の制限の拡大
自動車の積載安全に関する規制が強化され、過積載による事故の防止が図られます。
- 具体例: 軽トラックなど小型の車両での運搬において、積載物の突出が一定の基準を超える場合、適切なフラグや標識の使用が義務付けられます。
これらの改正は、安全かつ効率的な交通環境を実現するために、最新の技術進化や社会の変化に対応するための措置となっています。
リハビリ特化型デイサービスリメイク:特長とサービスの紹介
リハビリ特化型デイサービスリメイクは、高齢者や障害を持つ方々の自立支援と生活の質の向上を目指し、専門的なリハビリテーションサービスを提供する施設です。ここでは、その特長とサービス内容についてご紹介します。
専門性の高いリハビリテーション
リメイクは、理学療法士、看護師、介護福祉士、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師といった専門のリハビリテーションスタッフがチームを組み、一人ひとりの状態やニーズに合わせた個別のリハビリプログラムを提供します。この専門性が、利用者の身体機能の改善や維持に直結しています。
個別化されたリハビリプラン
利用者の健康状態や生活背景を踏まえた上で、個々に合わせたリハビリプランを作成します。これにより、それぞれの目標達成に向けた効果的なリハビリが可能となり、自宅での生活においてもその効果を実感できます。
最新設備の導入
リメイクでは、リハビリテーションに必要な最新の機器や設備を導入しています。これにより、効率的かつ効果的なトレーニングが可能となり、利用者の回復をサポートします。
地域との連携
地域の医療機関や他の介護サービス提供者と連携し、利用者が地域社会で支援される体制を構築しています。このようなネットワークにより、利用者は必要なサポートを一貫して受けることができます。
予防から生活支援まで
リメイクでは、身体機能の予防から日常生活での支援まで、幅広いサービスを提供しています。これにより、利用者はリハビリのみならず、生活全般にわたるサポートを受けることができます。
リハビリ特化型デイサービスリメイクは、専門性の高いリハビリテーションサービスを通じて、利用者一人ひとりの「できること」を増やし、より良い生活を送るための支援を行っています。私たちのサービスを通じて、利用者の皆様がそれぞれの目標に一歩ずつ近づけるよう、全力でサポートいたします。https://remake-himeji.com/
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